2009年04月24日

わかりやすい経理の実務レッスン (13)

わかりやすい経理実務のレッスンの13回目です。

今回は「資産・負債・純資産の関係」について、詳しく説明したいと思います。

会社を設立直後の取引を例にとって話をすすめます。

Aさんは、資本金1000万円を出資して会社を設立しました。

次に、会社が銀行から500万円を借りました。

会社にある現金は、資本金1000万円と借入金500万円を足して1500万円となります。

そこでAさんはその1500万円で土地を購入しました。

ここまでの取引を貸借対照表で表現すると、会社にある資産は土地1500万円、負債は銀行からの借入500万円、純資産は資本金の1000万円ですから、次のようになります。

bs02.gif


上の表からもわかるように、貸借対照表では、「資産=負債+純資産」という関係が成り立つことがわかります。

また、負債および純資産はお金をどこから調達したか(資金の源泉)、資産はお金をどのように使ったか(資金の使途)についても読み取ることができます。

よく資本金が1000万円の会社と聞くと、金庫に1000万円保管していると勘違いする人もいますが、資本金1000万円というのは、お金を株主から1000万円調達したということを意味するに過ぎず、必ずしも1000万円の現金を所持しているわけではないのです。


次回から、経理を始めた人が一番頭を悩ませる「仕訳(しわけ」について具体的に取り上げたいと思います。
posted by 水原会計事務所 at 10:29 | Comment(13) | 経理入門
この記事へのコメント
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